部下の自己肯定感を高める方法

「自己肯定感」という言葉をご存知でしょうか。
自己肯定感とは、
「自分の価値や存在を肯定する感情」
とされています。
わかりやすく表現すると
「ありのまま、ここに存在していて良いのだ」
という無自覚な安心感がある状態です。

この自己肯定感が低いと
仕事にもマイナスの影響が出てきます。
たとえば
・マイナス思考になりがちで、すぐに諦める
・自分と他人を比較し、自信を無くす
・褒めてもマイナスに受け取ってしまう
・他人の悪口等を言い、自分の評価を上げようとする
これでは、周囲にも良くない影響が出てきます。

では、自己肯定感を高めるにはどうしたらよいでしょうか。
あくまで自己で肯定できなければならないので、
他人からの肯定ではダメなのです。
・完璧を求めない
・ネガティブな言動を控える
・他人と比較しない
・存在を肯定する
これらを試みると良いと思います。
それぞれ解説していきます。


・完璧を求めない
人間は不完全なのが当たり前だと気づかせましょう。
ミスして当然。大切なのはその後です。
ミスをすぐに報告し、即座にカバーする手を打ち、
そのミスを学習材料にできるかが重要なのです。

これを気づかせるには、言って聞かせるのも良いですが
必要以上にミスや間違いを責めないことです。
会社のシステムや自分(上司)に問題がある場合もあります。
もし部下がミスをしたら
ミスのカバーの仕方を教えておくと良いです。
できたら自分でミスの処理をさせるのが良いでしょう。

・ネガティブな言動を控える
報告を受けるときにイヤな顔をしたり、
必要以上にダメ出しをするのは控えましょう。
顔を合わせるときは、できるだけ柔らかい表情、
柔らかい話し方が良いかと思います。

自己肯定感の低い人は、
褒めすぎる、つまりポジティブな言動が多すぎても
マイナスに受け取ってしまう場合があるので
とにかく褒め続けるのが良いか、
控えめにするのか良いかは、相手によります。
まず少し褒めてみて、反応を見ると良いです。

・他人と比較しない
仕事のできる人と比較してしまうと、自信を無くすばかりです。
「あいつを見習え」というのも基本NGです。
悔しさをバネに伸びる人もいますが、
現代では少数派でしょう。
むしろ、できる人の足を引っ張る方向に向かう人が多いです。

比較は、以前の自分とさせるのが良いです。
「1ヵ月前よりだいぶ成長したな」と気づかせるのが最適です。
成長していく上で、比較は必要なのですが、
「比較ではなく、参考」と考えさせましょう。
自分に何か足りないと思うなら、補えばよいのです。
自分を卑下しても良いことはない、と気づかせましょう。

・存在を肯定する
これは漠然としたものなのですが
存在自体を否定しないこと、
人間として存在することを否定しないことです。
「こいついらない」と思ってしまうのは否定です。

会社(組織)で働いている人の大半は
お金を稼ぐために働いています。
会社(組織)の利益にならない人も
お金を稼いで生活しなければならないのです。
会社の利益より自分の利益なのです。
これを否定しないことです。

262の法則というのがあります。
2割優秀、6割普通、2割劣等、というものです。
どうしても2割は周囲から劣る人が出てしまうのです。

著しく能力の劣る人がいた場合は
丁寧に教えて能力の底上げを図ります。
人によっては見違えるようになります。
劣等生は、チームのムードメーカーになることもあります。
能力が劣るからといって、雑に扱ってはなりません。
リーダーが他のメンバーをどのように扱っているか、皆見ています。


まとめ

自己肯定感が低いと
・マイナス思考になりがちで、すぐに諦める
・自分と他人を比較し、自信を無くす
・褒めてもマイナスに受け取ってしまう
・他人の悪口等を言い、自分の評価を上げようとする

自己肯定感を高めるには
・完璧を求めない
・ネガティブな言動を控える
・他人と比較しない
・存在を肯定する

自己肯定感は、
子育てや教育の分野でよく耳にする言葉です。
自己肯定感の低い人は
家庭や過去の経験に問題があったケースが多いです。
人によっては根深いので、
職場の人間ではどうにもできないこともあります。
そのときは、仕方がないと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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