妬みの心理と妬まれたときの対処法

妬みの感情は、非常にやっかいなものです。
ネット上の誹謗中傷も、おもしろ半分の愉快犯もいるでしょうが、
元は、妬みによるものが多いかと思います。
中傷する側とされる側、双方に不利益をもたらします。
妬みの感情で動いている人は、攻撃的になることが多いです。

妬みの対象は、社会的地位の高い人に限りません。
たとえば、
一定の成功を収めた人でも
下っ端の人間の「若さ」を妬むケースがあります。

そこで、妬みの感情の正体を探り、
対処法を提案しようと思います。


もくじ

妬みの正体
1、自分もそうなりたかった
2、自分の苦しみを相手に理解させたい
3、助けを求めている

妬む人の特徴
1、愛情不足
2、疎外感がある
3、頭が悪い

対処法
1、弱さを見せない
2、感情的にならない
3、第三者に相談する
4、攻撃準備
5、その人が幸せになる


妬みの正体
1、自分もそうなりたかった
「妬ましい」は、「うらやましい」の裏返しです。
人は「こうなりたい」という願望を持っています。
しかし、願望は現実にならないことが多々あります。

そこで、自分には現実にできない願望を現実のものとし、
幸福そうにしている人が目の前に出たとします。
そこで、葛藤します。
「この人は立派」と感じる人もいれば
「なぜ自分はダメなんだ」と感じる人もいます。

この葛藤は、人によっては苦しいものです。
明確な答えがないからです。
この葛藤を解消するため、
「この人はすごい。自分もがんばろう」となる人もいれば
「自分が劣っているのではない。何かズルいことをしたのだろう」
となり、あら探しをする人もいます。

この、プラスにとらえる人と、マイナスにとらえる人の差は
後述する、「妬む人の特徴」の項目で説明します。

2、自分の苦しみを相手に理解させたい
前述しましたが、
自分には現実にできない願望を現実のものとし、
幸福そうにしている人が目の前に出たとします。
そこで、葛藤して苦しみます。
自分が他者より劣っていると受け取れるからです。

その苦しみを排除するため、
妬みの対象を攻撃するケースもあれば
妬みの対象にも同じ苦しみを与え、
仲間にしようとするケースもあります。
ストーカーに近いです。

どちらにせよ、自分には手に入らないものを手に入れ、
輝いている人を見ると、
「この人に自分の苦しみはわからないんだろうな」と思い、
「妬ましい、憎らしい」となり、攻撃したくなるのです。

3、助けを求めている
自分と他者を比べて、劣等感を抱き、
劣等感を排除するため、妬み、攻撃をするのは
その人の心が不安定である証拠です。

「自分は不幸である」とどこかで感じていて
「誰かに理解してほしい=仲間が欲しい」
という現れです。

こちらに攻撃をしてくる赤の他人を
助ける義理はまったくありませんが
妬みによる中傷のメカニズムが理解できれば
さほど苦しむこともなく、
対処の仕方が見えてくるかと思います。


妬む人の特徴
1、愛情不足
「愛情」というか「承認欲求」です。
人間は集団の中で生きる動物です。
家族、親戚、友人、同僚など、
常に集団の中で生きています。

その集団に「承認」されなければ、生きていけません。
集団から排除される危険があります。
よって、不安を抱えます。

この「承認」が不十分なのです。
幼少期の家庭環境に問題があった、
学校でいじめにあった、職場で孤立している等、
他者からの「承認」が得られておらず、
不安や自信喪失の状態にある人は、
妬みの感情を抱きやすいとされています。

2、疎外感がある
前項と通じますが、「誰にも理解されない」という
疎外感を抱いています。
「誰かに理解してもらいたい」という欲求が
やがて諦めとなり、そして怒りとなるケースがあります。

「誰かに理解してほしい、受け入れてほしい」という欲求は、
普段、意識はしていなくても、誰にでもあるものです。
欲求が満たされないとストレスになります。

他者には理解されないストレスをため込んだところに
自分は満たしていない欲求を満たし、
幸福そうにしている人が、
直接的ではないにせよ、
自分にとって気分悪い、ストレスになるような言動をとると
ため込んだストレスを中傷という形で吐き出すことがあります。

3、頭が悪い
妬んでも仕方がないのです。誰も幸せになりません。
こんな簡単なこともわからないので、頭が悪いです。
気持ちはわかります。でも生産的ではありません。
「人生楽しめよ」と言ってあげましょう。


対処法
1、弱さを見せない
攻撃してくる人に対して、弱さを見せてはいけません。
人間は動物です。弱さを見せると弱点を突かれます。

胸を張って、堂々としましょう。普段通りにしましょう。
攻撃する意味がないと感じれば、攻撃を中止します。
攻撃するほうも、エネルギーを消費しています。
エネルギーが尽きれば止まります。

2、感情的にならない
妬みによって中傷してくる人は、
冷静を装いながらも、感情的になっています。
誰も幸せにならない非合理なことをしている時点で、
冷静ではないのです。
相手のペースに乗らないようにしましょう。

3、第三者に相談する
第三者を味方につけておきましょう。
中傷に一人で対応するのは大変です。
よほど精神力が強くないと、滅入ってきます。
信頼できる第三者に相談しておき、励ましてもらいましょう。

4、攻撃準備
いつでも反撃できる体制を整えておきましょう。
中傷の内容などは証拠として残しておきましょう。
中傷に対する論理的な反論を用意しましょう。
第三者を納得させるためです。

そして、度胸です。
一対一で対峙しても、相手を跳ね返すパワーがあると良いです。
「なんなんだお前は!なめた口ききやがって!ぶっ頃すぞ!」
「ぶっ頃す」はダメですが、
面と向かっても負けないようにしましょう。
(なるべく面と向かわないほうが良いですが)

5、その人が幸せになる
一番の解決方法は、みんなが幸せになることです。
幸せな人は、妬みの感情など持ちません。
妬んで中傷するような人は、幸せではないのです。
「人生楽しめよ」と言ってあげてください。


まとめ

妬みの正体
1、自分もそうなりたかった
2、自分の苦しみを相手に理解させたい
3、助けを求めている

妬む人の特徴
1、愛情不足
2、疎外感がある
3、頭が悪い

対処法
1、弱さを見せない
2、感情的にならない
3、第三者に相談する
4、攻撃準備
5、その人が幸せになる

妬みの感情の原因は、欲求は満たされていないことです。
「自己肯定感がない」と言い換えることもできます。
自己肯定感については、別の記事がありますので
よろしければ参考にしてください。

参考記事:部下の自己肯定感を高める方法

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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