サラリーマン必読の一冊【社内政治の教科書】

会社組織はきれいごとでは成り立ちません。
権力欲、支配欲、自己顕示欲など、
動物的な欲望にまみれています。

極端な言い方ですが、
組織内のすべての人間が
組織全体の利益のために動くわけではなく、
個人的な損得や、感情によって動くのです。

目の前の役割を果たすことも重要ですが、
社内の権力構造を理解していないと、損をすることがあります。

また、自分が正しいと思うことを成し遂げるには
組織の中で権限を掴み取らなければなりません。

そこで、こちらの一冊です。

「社内政治の教科書」
そのまんまのタイトルですね。
中身をさらっと紹介していきます。
7章から構成されており、それぞれ紹介していきますが、
本の中身とは乖離した、私の独断と偏見が入ります。


もくじ

1、社内政治は影響力のゲームである
2、おしゃべりに政治の巧い者はいない
3、リアリストしか生き残れない
4、部下を掌握する
5、上司を攻略する
6、課長のための派閥学
7、政治に勝つより大切なこと


1、社内政治は影響力のゲームである
人が集まれば、そこには政治が生まれます。
これは避けられないことです。
組織内には、利害関係があります。
部署ごとの利害、個人ごとの利害、
利害関係が一致しない場面が多々あります。
誰もが、自分の利益を最大化させるために動きます。
譲れば損をします。

全体の利益を最大化させるには、これではダメなのですが
人間が動物である以上、仕方がないのです。

争いに勝つには、影響力を持つことが必要です。
影響力を持つには、信頼を集めることと、
すでに影響力を持っている人間を味方につけることです。
長期的な視点で挑むべきだ、とこの本は説いています。

2、おしゃべりに政治の巧い者はいない
議論に勝っても、政治で勝つとは限りません。
論破すると、嫌われるからです。
上司を論破すると、嫌われてしまい、影響力が削られます。
正論をストレートにぶつけるのではなく、
「意見」という形で、誘導しましょう。
「こうしたほうが良いと私は思います」という感じが良いでしょう。

3、リアリストしか生き残れない
組織を動かすのは、パワーバランスです。
正義など存在しません。
パワー=人事権×予算×人数です。
自分がパワーを得るには、パワーを持った存在を味方につけるか、
敵のパワーを削ることです。
人事権、予算、人数、このうちのどれかを削ることを考えます。
上に働きかけて削らせるか、流口で人数を減らすかです。
「人数」とは部署の構成人数ではなく、
その人を支持している人数のことです。

4、部下を掌握する
人数を集めるのですが、
部下は基本、上司を信用していないものと思いましょう。
利害関係が一致していないので、
本当の仲間にはなれません。

参考記事:信頼関係を築く方法【能力と人間性を磨くべし】

5、上司を攻略する
直属の上司を味方につけることは必須です。
直属の上司が敵になったら、職場を変えることを考えましょう。
万が一敵になってしまうと、
上にも下にも悪い報告をされ、影響力が激減します。
どんなにダメでバカでクズでゴミな上司でも、ヨイショしてあげましょう。
華を持たせてやり、良い気持ちにさせてあげましょう。

6、課長のための派閥学
自民党の派閥のように、決起集会などしませんが、
組織内には目に見えない派閥があります。
派閥選びは慎重にしましょう。
閉鎖的な派閥に入ってしまうと、終わりです。

本来の派閥は、メンバーが固定されておらず、
利害関係によって移動します。
どの派閥とも、等距離を保っておくのが良いと、
この本では説かれています。

7、政治に勝つより大切なこと
社内政治に勝ち上がっていくための本ですが、
最終章では、政治に勝つことがすべてではない、と説かれています。
組織にこだわらず、自分の好きなように生きる人生のほうが幸せです。
政治に疲れたら、出ていくのもよい、としています。


まとめ

1、社内政治は影響力のゲームである
2、おしゃべりに政治の巧い者はいない
3、リアリストしか生き残れない
4、部下を掌握する
5、上司を攻略する
6、課長のための派閥学
7、政治に勝つより大切なこと

この本の著者は、
リクルートで6年連続トップセールスを記録し、
情報誌アントレの立ち上げに関わり、
やがてリクルートを退社し、コンサルティング会社を設立しています。
ダイヤモンド・オンラインでの連載が人気だそうです。

イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

お読みいただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です