人間関係のドロドロした部分を解説した本【心の闇を解剖】

人間関係の悩みは尽きませんね。
人の心には黒い部分があります。
闇の部分というより、
「動物としての本来の姿」と言ったほうが良いかもしれません。

そんな、いわゆる「心の闇」のメカニズムを解説している本があります。

「対人関係のダークサイド」
研究データなどを提示しながら解説しています。
高校生でも理解できるような内容になっています。

内容をざっくりとご紹介いたします。


1、なぜ浮気をするのか
2、なぜ人をだますのか
3、なぜ妬むのか
4、なぜ人のせいにするのか
5、なぜ対人関係が苦痛になるのか
6、なぜ失恋はつらいのか
7、なぜ怒りを感じるのか
8、なぜいじめるのか
9、なぜDVをするのか
10、対処法


1、なぜ浮気をするのか
この本では、データから浮気の傾向を分析しています。

まずは、パートナーに対する満足度です。
満足度が低いと、浮気をしやすいとされます。

次に収入。
年収が平均以上になると、浮気率が高いというデータがあるそうです。
浮気にもお金がかかるということでしょうか。

他にも、初婚年齢、幼少期の環境、過去の交際経験などから
浮気との関連性を分析しています。

浮気が発覚すると、パートナーは苦しむケースが大半のようです。
浮気をされたときの感情としては、
「自信喪失」「無力感」「嫌悪」「屈辱」
などが多いとの事です。

現代は一夫一婦制なので、どうしても一人の相手に依存しがちです。
その依存していた相手が、自分以外の相手を求めていると知ると
自信喪失や、無力感に襲われるのでしょう。
「自分より、他の人のほうが良いのか」と。

浮気の原因について、この本では明確に述べられていませんが、
大きくは、「生殖本能」と「承認欲求」でしょう。
子孫を残すという本能があるので、
いろんな異性に興味を抱きます。
また、特定の異性といちゃいちゃすることで、
他者に受け入れられている、と感じるので
承認欲求が満たされます。
浮気を肯定するわけではないので、悪しからず。

2、なぜ人をだますのか
世間は嘘にまみれています。
テレビ、新聞、インターネット、広告、教育、
世の中のあらゆるもの、すべてに嘘が存在します。
人間社会は嘘だらけです。

単純な間違いは、「嘘」「だまし」とは区別されています。
一定の悪意を持ったものに関する考察です。
嘘やだましの原因は、
「自分が利益をあげること」
もしくは「自分のマイナスを回避すること」です。

「自分が一番大事」というのは、当然のことです。
嘘を肯定するわけではありませんが、
自分が損をしないためには、
見抜く能力が必要ということですね。

3、なぜ妬むのか
自分より優れた人を見ると、自己評価が下がります。
なので、防衛本能から、排除したくなるのです。

妬みに関しては別の記事があります。
よろしければお読みください。

参考記事:妬みの心理と妬まれたときの対処法

4、なぜ人のせいにするのか
社会から責めを負うことを避けるための責任転嫁が多いですが、
それだけではありません。
自己批判を避けるため、自己評価を守るためだったりもします。
必要以上に自己評価を低下させ、苦しんでしまう人も少なくないです。

5、なぜ対人関係が苦痛になるのか
「この人と顔を合わせたくない」
「人と接すること自体が苦痛」というものです。

原因はひとつではありません。
「優秀な人と会うと、自己評価が下がり、無力感に襲われる」
「受け入れられるために、自分を演じるのが疲れる」などです。

6、なぜ失恋はつらいのか
特定の人物に依存しており、生活の一部と化していた場合、
それを失うことで、生活リズムが狂います。
また、特定の異性といちゃいちゃすることで、
承認欲求が満たされ、幸せホルモンが出ていたのですが、
幸せホルモンが出なくなるので、うつ傾向になります。

7、なぜ怒りを感じるのか
怒りは防衛本能だったりします。生きる上で必要なものです。
やたらに周囲に当たり散らしていると、信頼を失い、損をしますが
怒るときはキチンと怒ったほうが、精神衛生には良いのです。

8、なぜいじめるのか
人間は動物であるということです。
法に違反するものに関しては、訴えを出すことかと思います。
その集団から離れる、逃げてしまうのも良いと思います。
ただし、逃げるなら、その後のことを考えておきましょう。
同じ結果にならないようにしましょう。
戦略的撤退というやつです。

いじめの原因や対策に関しては、
こちらの本もおすすめです。

9、なぜDVをするのか
特定の他者に依存しすぎている、
承認欲求、自己評価が低いというのが原因でしょう。
被害者が悪いと言うわけではありません。
承認欲求が低く、他者に依存しすぎているのが問題なのです。

10、対処法
ダークサイドばかり紹介してきましたが、
この本の最終章では、
「対人関係はプラス面も大きい」と説いています。

人は一人では生きられません。一人では成長できません。
他者と関わることで、異なる情報や価値観を取り入れ、
変化していくのです。

対人関係のストレスを和らげる
具体的な手法も紹介されています。
ポイントは、
「プラス面があることを知る」「割り切る」
という2点です。
詳しくは本を読んでみてください。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です